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米中「元切り下げせず」で合意 中国人民銀総裁明かす

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 【北京=西見由章】中国人民銀行(中央銀行)の易綱(い・こう)総裁は10日、米国との貿易協議において、自国企業の輸出を後押しするための競争的な通貨切り下げは行わないことで合意したことを明らかにした。

 開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に合わせて北京で記者会見した易氏は、米中両国が双方の金融政策の自主権を尊重することや、市場が為替相場を決定する原則の堅持についても議論したと説明した。

 2月の米中閣僚級貿易協議の後、双方は中国による強制的な技術移転や知的財産権保護などの問題のほか「為替」についても進展があったと発表している。

 トランプ米政権には、中国が人民元安に誘導し、米国が発動した追加関税の影響を緩和しているとの疑念がある。易氏は「為替相場を競争目的や貿易摩擦の道具として使うことは絶対にない」と強調。人民元相場を合理的な範囲で安定させる必要があるとする一方で、「市場が決定する割合がより大きくなっている」とも述べた。

 米政権が中国側に金融市場開放の前倒しを求めていることには「改革開放の必要性に基づくスケジュールに沿って揺るぎなく進める」とし、否定的な考えを示した。

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