PR

ニュース 国際

金正恩氏、狙いは米国の「核の傘」撤去か 首脳再会談

 「将軍(金氏)は朝鮮半島の非核化という予想外の破格の決断で世界を驚かせた。愛で戦争を手なずける偉大な戦略的選択だった」

 労働新聞が13日に掲載した記事だが、在日朝鮮人の寄稿という形を取っている。核兵器を、民族を守護する「宝剣」と位置付けて国民生活を犠牲に核開発を進めてきたこともあり、金正恩政権が及び腰で非核化に触れる様子が浮かぶ。

 記事の解説はこうだ。「朝鮮半島での戦争や不信の悪循環を一挙に粉砕した平和の宝剣」とは「米国との強力な力の均衡をなした共和国(北朝鮮)の戦争抑止力」だ。2017年に繰り返した弾道ミサイル実験のエンジン音は「平和を予告する戦勝のこだま」で、「超大国を自負する米国も対話に臨まざるを得なかった」と主張。宝剣である核兵器を「完成させた」からこそ、父や祖父も成し得なかった米大統領との会談が実現したとの論理だ。

 北朝鮮の太元駐英公使は「裏返すと、核兵器を手放せば米韓との力の均衡が崩れるという意味だ」と指摘。核は政権を支え、対米交渉を正当化する鍵であり、放棄すれば、「北朝鮮に何も残らない」と強調する。

 金氏が1月の新年の辞で「これ以上、核兵器をつくりも実験もせず、使いも拡散もしない」と“4つのノー”を掲げた。太氏はこれを「トランプ米大統領に核保有国と認めるよう提案したものだ」とみる。

 太氏は「北朝鮮がまだ全ての核兵器・核計画を放棄すると誰にも約束も宣言もしていない」点を挙げ、寧辺(ニョンビョン)核施設などの廃棄の合意だけで米側が見返りを与えれば、「非核化ではなく、核軍縮交渉に入ることを意味する」と警告する。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ