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トランプ氏、米朝会談「これが最後とは思わない」

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に対し、今月末にハノイで行われる北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談に関し「これが最後の会談になるとは思わない」と述べ、今後も会談を重ねる意向を明らかにした。トランプ氏は19日には「非核化を急がない」とも語っており、金正恩氏に早期の非核化を強く迫らない米政権の交渉姿勢が改めて鮮明となってきた。

 トランプ氏はまた、北朝鮮が非核化措置と引き換えに制裁解除を求めていることに関し「私も喜んでそうしたいところだが、それには(北朝鮮が)何か意味のあることをしなくてはならない」とし、北朝鮮に具体的な非核化措置の履行を促した。

 トランプ氏はこの日、「制裁は完全に維持されており、解除していない」と指摘したものの、この日の発言は、「非核化実現まで制裁を緩和しない」としてきた従来の立場とは裏腹に、非核化に向けた前進が確認できれば制裁の段階的緩和に踏み切る余地もあるとのメッセージを北朝鮮に送り、北朝鮮の譲歩を促した可能性もある。

 20日に行われた安倍晋三首相との電話会談についてトランプ氏は「互いに情報を交換した。私たちの考え方は一致している」と強調した。

 一方、CNNテレビは20日、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が今週、米朝首脳会談の詳細について協議するため韓国を訪問すると伝えた。

 ボルトン氏は北朝鮮との直接交渉からは外されているものの、北朝鮮戦略の策定には深く関与しているとされる。北朝鮮の非核化に極めて懐疑的なボルトン氏がこの時期に訪韓する真意について、関係者の間で憶測を呼ぶ可能性もある。

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