PR

ニュース 国際

トランプ氏、北朝鮮の非核化「急がない」 早期の非核化実現にこだわらず

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は19日、ホワイトハウスで記者団に対し、今月末に予定される北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の米朝首脳会談に関し、「最終的には北朝鮮の非核化を目指すが、(北朝鮮による)核実験がない限りは急がない」と述べ、早期の非核化実現にこだわらない姿勢を明らかにした。

 トランプ氏は「(北朝鮮が)核実験に踏み切れば話は別だ」としつつ、「特に差し迫った(非核化の)スケジュールがあるわけではない」と指摘。核問題が解決すれば「北朝鮮はとてつもない経済大国になり得る」と語り、金正恩氏に非核化を促す一方、会談では「非常に前向きなことが起きるかもしれない。胸躍る期間となるだろう」と楽観的な見通しを強調した。

 トランプ氏はまた、安倍首相と20日に北朝鮮問題に関し電話会談すると明らかにした。トランプ氏は19日に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とも電話会談し、「米朝首脳会談についてさまざまな角度から意見を交わした」と指摘。安倍首相との会談でも非核化に向けた日米の連携を確認するとみられる。

 一方、国務省は19日、ビーガン北朝鮮担当特別代表が米朝首脳会談の準備のため、実施場所のハノイに向け出発したと発表した。

 ビーガン氏は北朝鮮国務委員会の金革哲(ヒョクチョル)対米特別代表らと会い、北朝鮮による非核化に向けた具体的措置と米国の見返り措置などに関し、首脳会談でどこまで合意事項として打ち出せるか詰めの協議を行う。

 平壌への米連絡事務所の設置や朝鮮戦争(1950~53年)の終戦宣言の可否などに関しても話し合われるとみられる。

 党統一戦線部のキム・ソンヘ統一戦線策略室長や外務省のチェ・ガンイル北米局副局長も実務者協議に同席する見通しだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ