PR

ニュース 国際

対北で「米韓のギャップ拡大」 米元高官が危機感

Messenger

 米国のブッシュ(子)政権で筆頭国務次官補代理を務めたエバンス・リビア氏は15日、東京で開かれた会合で、北朝鮮政策に関する考え方に米韓で「ギャップが広がっている」と述べ、北朝鮮への融和姿勢を強める韓国を牽制した。

 リビア氏は、韓国が対北交渉で「早く、幅広く先に進みたいのだろう」と指摘し、米国側の主要な意見と歩調が合わなくなっている現状に危機感を示した。米韓の対北政策をめぐるギャップは「これから大きくなる」とも語り、韓国による北朝鮮への接近がさらに進むとの見方を示した。

 また、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「トランプ米大統領よりも北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が好きだろう」とし、同盟国である米国との連携を軽視するような交渉姿勢は「問題が出てくる」と警鐘を鳴らした。

 慰安婦問題や火器管制レーダー照射問題などで悪化する日韓関係については、現在の東アジア情勢において「決して助けにならない」と強調。米国が日韓の間に立って関係改善を図るのが望ましいが、その「努力が足りない」とも苦言を呈した。

 また、軍事・経済の両面で覇権拡大を進める中国への対応では、「日米同盟が強力で団結していることを示すべきだ」と主張。中国による日米の友好国などへの敵対行為に対しては「対抗していかなければいけない」と訴えた。「米国は日本との共有戦略を構築していくべきだ」との考えも示した。(岡田美月)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ