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ハンガリーで中露接近を牽制 米国務長官が東欧歴訪開始

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 【ベルリン=宮下日出男】ポンペオ米国務長官は11日、東欧歴訪を始め、最初の訪問先ハンガリーでオルバン首相らと会談した。記者会見では「ロシアと中国は独裁主義国家。われわれが共有する自由への願望を共有しない」と強調し、ハンガリーなど東欧への接近を図る中露を牽制。東欧との関係強化を図っていく考えを示した。

 米国務長官のハンガリー訪問は2011年以来。同国は北大西洋条約機構(NATO)の加盟国だが、経済を通じて中露との蜜月関係を築き、欧米は協調の乱れを警戒する。ポンペオ氏はシーヤールトー外務貿易相との共同記者会見で、米国の東欧への関与が近年、低下したことで生じた空白を「ライバルが埋めた」と懸念を示した。

 中国をめぐりポンペオ氏は、巨大経済圏構想「一帯一路」にも積極的なハンガリーに「中国との握手は経済的にも政治的にも負債を残す」とし、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の製品使用も警告。対露関係についても、ロシアによるウクライナのクリミア併合を踏まえ、「小国の自由にとって(ロシアが)友人たりえないのはハンガリーがよく知っている」と指摘した。シーヤールトー氏はこれを「偽善」と批判。中露との協力関係によって「同盟国としての信頼を損なうことはない」と反発し、溝を残した。

 ポンペオ氏は12日、スロバキアを訪問後、ポーランド入り。13、14日には同国で開催されるイランなど中東情勢をめぐる国際会議に出席する予定。

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