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ファーウェイ問題で欧州ジレンマ 5G整備で割れる

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 「根拠のない批判にわれわれは驚いている」。華為の欧州駐在幹部は7日、ブリュッセルで開かれた春節祝賀会で100人超の参加者を前にこう強調。関係機関の検査でこれまで問題は指摘されていないとし、安保上の脅威との見方に反論した。

 華為は懸念払拭のため、ブリュッセルや、社員がスパイ容疑で逮捕されたポーランドにセキュリティー関連施設を置く用意があると表明している。中国の張明EU代表部大使も1月末、英紙で華為への懸念が「ねつ造だ」と訴えた。

 欧州各国の対応も一様ではない。ドイツなどは華為製品の使用回避策を検討中だが、スロバキア政府は「脅威の証拠となる情報はない」と否定的だ。イタリア政府は5Gへの採用を禁じる方針と伝えた現地紙報道を「その意図はない」と否定した。

 華為製品がすでに普及した状況では、排除が難しいとの見方も根強い。米メディアは、華為製品を使えなければ、5G整備が「少なくとも2年」遅れるとする独通信大手の内部文書の内容を報じた。

 スウェーデンのエリクソンなどが華為の代替候補に上がるが、5G技術では華為より遅れ、コスト上昇も懸案だ。通信各社は、今月下旬にスペインで開く業界団体の会合で問題を議論する予定という。

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