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ファーウェイ問題で欧州ジレンマ 5G整備で割れる

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5G製品について発表するファーウェイの余承東コンシューマー・ビジネス・グループ部門CEO=1月24日、北京(ロイター)
5G製品について発表するファーウェイの余承東コンシューマー・ビジネス・グループ部門CEO=1月24日、北京(ロイター)

 【ベルリン=宮下日出男】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への対応で、欧州を舞台とした米中の綱引きが激しくなってきた。米国は安全保障上の懸念から同盟国への華為排除の働きかけを活発化。欧州を重要市場に持つ華為は抵抗に必死だ。狭間に立つ欧州は華為への警戒を強めるが、経済への影響を恐れジレンマも抱える。

 ポンペオ米国務長官は11日から欧州諸国を歴訪する。米当局者はこれに先立ち、ポンペオ氏が最初の訪問先、ハンガリーで「華為の存在感増大に懸念を表明する」と強調した。

 ハンガリーは近年、対中接近が顕著だ。オルバン政権は昨年、華為と第5世代(5G)移動通信システム整備で協力する覚書に署名した。米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟国のハンガリーに警鐘を鳴らし、中国と引き離したい考えだ。

 米国務省筋はブリュッセルで5日、欧州連合(EU)や欧州各国に関係者を送り、華為排除を呼びかけていると明らかにした。同盟国の動きは米国の安全保障と密接に絡むため「欧州(の説得)は最優先だ」としている。

 一方、華為にとり、収益の約27%を占める欧州・中東・アフリカは中国国内に続く市場だ。欧州はその大半を占めるとされ、締め出しは大きな痛手となる。

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