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【一般教書】トランプ氏、米朝、米中、国境の壁に言及

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5日、一般教書演説をするトランプ米大統領=ワシントン(ロイター)
5日、一般教書演説をするトランプ米大統領=ワシントン(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介、黒瀬悦成】トランプ米大統領は5日夜(日本時間6日午前)、上下両院合同会議で就任2回目の一般教書演説を行い、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談を今月27、28日にベトナムで実施すると明らかにした。同国中部ダナンで開催される可能性が報じられてきたが、具体的な都市名には言及しなかった。

 トランプ氏は「私と金氏の関係は良好なものだ。2月27、28両日にベトナムで再び会談する」と述べた。

 3月1日に交渉期限を迎える米中貿易協議で目指す合意に関し、トランプ氏は「不公正な貿易慣行を終わらせる真の構造改革を含むものでなければならない」と述べ、中国側に譲歩を促した。

 トランプ氏は中国が米国の産業を標的に知的財産を窃取し、米国の雇用や富を奪ってきたとし、こうした状況を「終わらせなければならない」と主張。北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)批准の必要性も訴えた。

 また、トランプ氏は下院で多数派となった野党・民主党と政権が激しく対立する中、「1つの国」を訴えるとともに、「われわれは協力して何十年もの政治的膠着(こうちゃく)状態を打破し、古くからの対立を修復し、新たな連携と解決策を作り出せる」と述べ、政策実現に向けた議会での超党派の協力と融和を訴えた。

 賃金上昇や失業率低下、減税などの過去2年間の政権の成果をアピール。

 不法移民問題ではギャング犯罪、薬物流入を阻止する必要性を説き、「われわれには、米国民の生命と仕事を守る移民制度を作る道徳的な義務がある」と指摘。メキシコ国境の壁建設について、「私が壁を造る」と強い決意を示した。議会の承認を経ずに壁予算を手当てする非常事態の宣言はしなかった。

 安全保障面では「偉大なる国は『終わりのなき戦争』はしない」と強調。アフガニスタンでイスラム原理主義勢力タリバンとの交渉で成果があったとし、「部隊駐留を減らし、対テロ作戦に注力することができるようになる」とした。

 政情不安が高まっている南米ベネズエラについて、「米国は自由を追求するベネズエラの人々とともにある」と述べ、反米左翼マドゥロ政権を批判した。

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