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熱い北極海、日本に秋波 資源にらみ中国存在感 ロシア、カナダ警戒

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2018年夏、米沿岸警備隊の砕氷船から撮影した北極海のチュクチ海。海氷が解け、航行しやすくなっている(米海洋大気局提供、AP)
2018年夏、米沿岸警備隊の砕氷船から撮影した北極海のチュクチ海。海氷が解け、航行しやすくなっている(米海洋大気局提供、AP)

 最近の日露首脳会談で議題となるなど、北極海に対する関心が国際的に高まっている。地球温暖化で海氷が減少し、北極圏の膨大な地下資源や航路の開発が容易になっているためだ。沿岸国のロシアやカナダは、北極海での権益拡大を図る中国を警戒し、日本が大型事業に参画するよう期待を寄せている。(遠藤良介)

 天然ガス&航路

 1月22日にモスクワで行われた日露首脳会談後の共同記者発表。プーチン大統領は、液化天然ガス(LNG)事業「北極LNG2」や極東カムチャツカ半島でのLNG積み替えターミナルの建設計画を挙げ、「日本企業の参入が検討されている」と語った。

 「LNGを日本やアジア太平洋諸国に輸出するため、北極海の定期航路を発展させることが有望だと思われる」

 ロシアの北極圏ではヤマル半島の事業「ヤマルLNG」が2017年末に出荷を開始。同事業には中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国の国家ファンド「シルクロード基金」が合わせて29・9%、仏トタルが20%を出資している。

 ロシアは、「ヤマルLNG」の近隣に位置する「北極LNG2」への参画について、日本の大手商社と協議を進めている。

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