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イスラエルに接近 中東・アフリカ諸国、高い技術力に魅力

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 【カイロ=佐藤貴生】中東・アフリカ諸国の間でイスラエルとの関係改善を模索する動きが広がっている。軍事やITなどの分野でイスラエルが持つ高い技術力が、パレスチナ問題で対立してきた国々を切り崩すカードになっている面もある。この地域でイスラエルの存在感が増すことで、パレスチナの孤立に拍車がかかりそうだ。

 「歴史的な瞬間だ」。イスラエルのネタニヤフ首相は1月20日、チャドの首都ヌジャメナを訪れた際、ツイッターにこう書き込み、同国のデビ大統領と国交回復で合意したことを明らかにした。

 チャドは人口の半数以上がイスラム教徒。1967年の第3次中東戦争を経てアラブ諸国とイスラエルの関係が悪化したのを受け、72年に同国と断交した。

 アフリカ大陸の中央部に位置するチャドは、マリなど周辺国で活動するイスラム過激派に悩まされてきた。イスラエルは昨年、チャドに兵器を供与したといわれており、両国は復交に合わせて軍事・安全保障協力協定も締結した。

 デビ氏は「パレスチナ問題を無視するわけではない」とする半面、昨年11月にはチャドの指導者として初めてイスラエルを訪れ、テロとの戦いではイスラエルとの協力が重要だと訴えた。同国のエルサレム・ポスト紙(電子版)は20日付で、国連で常にパレスチナを支持してきたチャドの投票行動がデビ氏の訪問以降、変わったと指摘。イスラエルにも復交のメリットがあるとの見方を示した。

 湾岸アラブ諸国でも変化がみられる。

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