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中国寄りのカナダ中国大使を解任 華為副会長めぐり「失言」

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解任されたカナダのマッカラム駐中国大使=2018年10月、オタワ(ロイター)
解任されたカナダのマッカラム駐中国大使=2018年10月、オタワ(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】カナダのトルドー首相は26日に声明を出し、ジョン・マッカラム駐中国大使を解任したと発表した。マッカラム氏は、カナダで昨年12月に逮捕された中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟副会長兼最高財務責任者(CFO)=保釈中=の米国への身柄引き渡し問題をめぐり、中国寄りの発言を繰り返し波紋が広がっていた。

 トルドー氏は声明で「昨夜、マッカラム氏に中国大使を辞任するよう求め、受諾した」と明らかにした。

 マッカラム氏は22日の中国系メディアとの会見で、米国の引き渡し要請は重大な欠陥があると指摘。トランプ米大統領が「必要であれば介入する」と発言したことなどを挙げて「孟氏にとって強い反論材料となる」と指摘し、身柄の引き渡しの回避は可能との見方を示した。また23日にはカナダの地元メディアに、引き渡しが回避されれば「カナダにとって素晴らしいことだ」と述べた。

 トルドー氏はこれまで解任の必要はないとの見解を示していたが、カナダ政府は「司法の独立」を繰り返し強調しており、野党保守派などから批判が上がっていた。米政府は月内に孟氏の身柄引き渡しをカナダに正式に要請する見通し。

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