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米政府閉鎖、3週間解消 トランプ氏合意、国境の壁は継続協議

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25日、ホワイトハウスで緊急の記者会見を開いたトランプ米大統領=ワシントン(AP)
25日、ホワイトハウスで緊急の記者会見を開いたトランプ米大統領=ワシントン(AP)

 【ワシントン=塩原永久】米連邦政府機関の一部閉鎖をめぐり、トランプ大統領は25日、ホワイトハウスで記者会見し、2月15日までの暫定予算を組んで政府を再開させることで議会与野党と合意したと発表した。合意内容に沿った暫定予算案は同日、上下両院を通過。大統領の署名を経て成立した。

 トランプ氏が求めたメキシコ国境の壁建設費は暫定予算に含まれておらず、野党と協議を継続する。この日で35日目となった政府閉鎖はトランプ氏が唐突に野党への譲歩を決め、いったん解消されることになった。

 トランプ氏は会見で「政府再開で(議会与野党と)合意し、誇りに思う」と話した。一方、不法移民対策のために「強力な壁か鉄鋼製の防壁をつくる以外に選択肢はない」と強調した。

 壁建設費をめぐってトランプ氏は、必要とする57億ドル(約6200億円)の全額の予算計上を議会に要求してきた。トランプ氏は今回、当面の政府再開を優先して、壁建設費を盛り込まない暫定予算を容認した。

 ただ、トランプ氏は、2月15日までに壁の扱いについて野党・民主党と合意できなければ「再び政府閉鎖に陥るか、さもなくば国家非常事態を宣言する権限を行使する」とも指摘。公約とする壁建設の方針を取り下げない考えを示した。

 ロイター通信は関係者の話として、政権側は、壁建設費が計上されれば「57億ドル未満の額」であっても、民主党と最終的に合意する用意があると報じた。

 政府閉鎖の影響で、一時帰休や無給勤務の状態となっている約80万人の政府職員について、トランプ氏は「ただちに未払いの給与が支払われるようにする」と話した。昨年12月22日に始まった政府閉鎖が長期化して、影響が及んだ職員の間では不満が高まっていた。

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