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キルギスで反中デモ相次ぐ 「女性奪われた」との風聞広まる

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警察官に連行させるデモ隊の男性=17日、キルギスの首都ビシケク(ロイター)
警察官に連行させるデモ隊の男性=17日、キルギスの首都ビシケク(ロイター)

 【モスクワ=小野田雄一】中央アジアの旧ソ連構成国キルギスで反中国デモが頻発している。昨年12月から今月にかけ、既に3回行われ、17日のデモでは20人以上が逮捕された。背景には、中国による経済支配の強まりや中国で相次ぐキルギス人拘束への不満のほか、「キルギス女性が中国男性に奪われた」との感情的反発もあるとされる。キルギス政府は「デモ側の主張はデマだ」などと沈静化に乗り出したが、複雑な対中感情の高まりが改めて示された。

 キルギスからの報道によると、首都ビシケクで17日に実施されたデモには数百人が参加。政府に対し、中国との経済関係の見直し▽中国人の移住・労働制限▽キルギス人と中国人の結婚禁止-などを求めた。一部が暴徒化する動きを見せ、当局は21人を逮捕した。

 人口約600万人のキルギスはロシア主導のユーラシア経済連合に加盟し、伝統的にロシアとの関係が強い。近年は中央アジアでの影響力拡大を図る中国との関係も深め、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)には創設国として参加。巨大経済圏構想「一帯一路」でも連携し、中国の無償・有償支援により多数のインフラ開発事業などが進められている。

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