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EU、露情報機関トップらに制裁 英神経剤事件で初

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ロシアのスパイが居住していた住宅の周辺を訪れた軍関係者ら=8日、英ソールズベリー(PA・AP)
ロシアのスパイが居住していた住宅の周辺を訪れた軍関係者ら=8日、英ソールズベリー(PA・AP)

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は21日、英国で昨年3月に元ロシア情報機関員らが神経剤ノビチョクで襲撃された暗殺未遂事件をめぐり、ロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のトップら計4人に対し、EUへの渡航禁止や資産凍結の制裁を科したと発表した。同事件に関連したEUの制裁は初。

 EUではロシアとの関係を重視して制裁に慎重な加盟国もある。このためEUは昨年10月、化学兵器使用に関しては制裁を発動しやくする新制度を導入。今回はこれを初適用した。

 制裁対象となったのは、GRUのトップのほか、同ナンバー2と襲撃の実行犯2人。実行犯は英国が昨年、特定して写真も公開していた。EUは、シリアのアサド政権下で化学兵器を開発しているとみる研究機関と、開発に関与する人物5人にも制裁を発動した。

 EUでは従来、制裁を決める場合、対象国を指定した上、個人・団体のリストを作成していた。だが、ロシアの指定に慎重な加盟国が1カ国でも反対すれば、制裁が発動できないため、国籍や所在に関係なく個人・団体を指定できる制度に改めていた。

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