PR

ニュース 国際

中国成長率6.6% 28年ぶり低水準

Messenger
GDP速報値を発表する中国国家統計局の報道官=21日、北京(共同)
GDP速報値を発表する中国国家統計局の報道官=21日、北京(共同)

 【北京=西見由章】中国国家統計局が21日発表した2018年の国内総生産(GDP、速報値)は物価変動の影響を除く実質で前年比6.6%増となった。成長率は17年から0.2ポイント縮小し2年ぶりの減速で、米欧の経済制裁を受けた天安門事件翌年の1990年(3.9%増)以来28年ぶりの低水準となった。2018年通年の政府目標である「6.5%前後」は達成した。

 地方政府や国有企業の債務削減方針を受けて固定資産投資の伸びが鈍化した上、17年に好調だった自動車や携帯電話などの消費が冷え込み、7月以降は米中貿易摩擦の本格化が生産と消費に追い打ちをかけた。

 工業生産は6.2%増で伸び率は前年比0.4ポイント低下し、消費動向を示す小売売上高も1.2ポイント低い9.0%増と伸び悩んだ。企業の設備投資を含む固定資産投資も5.9%増と1.3ポイント鈍化し、このうちインフラ(社会基盤)投資は15.2ポイントの大幅減速となる3.8%増だった。

 10~12月期のGDPは前年同期比6.4%増で7~9月より0.1ポイント鈍化し、3期連続の減速。四半期ベースの伸び率は09年1~3月期以来の低水準だった。減速傾向は今年前半まで続くとの見通しが強まっている。

 国家統計局の寧吉哲局長は21日の記者会見で「外部環境は複雑で緊迫しており経済は下押し圧力に直面している」としつつ、「われわれは19年の経済成長を合理的な範囲に保つ自信と能力がある」と述べた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ