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トランプ氏、トップ交渉に自信 制裁維持貫けるか 米朝首脳会談

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17日、米国防総省でミサイル防衛強化の新戦略について演説するトランプ大統領(UPI=共同)
17日、米国防総省でミサイル防衛強化の新戦略について演説するトランプ大統領(UPI=共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の有力側近である金英哲(ヨンチョル)党副委員長が17日、米ワシントン近郊のダレス国際空港に到着した。トランプ米大統領が2度目の米朝首脳会談の実現に向け、金英哲氏のワシントン訪問を認めたのは、トランプ氏が米朝のトップ交渉で北朝鮮の「完全非核化」に向けた具体的措置への取り組みを約束させることができるとの自信を抱いているためだ。トランプ氏としては、北朝鮮が切望する早期の制裁緩和に決して応じない姿勢を貫くことができるかが、首脳会談の成功に向けた最大の鍵の一つとなりそうだ。

 トランプ氏は今月2日、ホワイトハウスで記者団に2度目の米朝首脳会談の早期開催を予告する一方、経済制裁に関しては、北朝鮮が非核化するとの「非常に明確な証拠」が確認できるまでは「全面的に履行し続ける」と述べ、部分的な制裁緩和にも否定的であるとの立場を示した。

 北朝鮮は、ポンペオ国務長官が昨年10月に訪朝して以降、米政府との実務者協議を拒否し続けてきた。

 トランプ政権としては金英哲氏が今回、制裁緩和を含め、到底応じられない要求を突きつけてこない限りは首脳会談の実施を約束し、続いて実務者協議を設定することで北朝鮮当局者に非核化措置の行程などに関する詰めの協議に応じさせたい構えとみられる。

 実務者協議では、核・弾道ミサイルや核関連施設の検証可能な申告や廃棄の手順、北朝鮮に対する見返り措置の策定などが議題となる見通しだ。

 ただ、米専門家の間では「2度目の首脳会談も成果がなければ、米朝の非核化交渉は失敗に終わったとみなされかねない」との見方が強い。

 トランプ氏としては、仮に実務者協議が不調に終わった場合、首脳会談を延期して改めて北朝鮮に圧力をかけるなどの決断を迫られる局面もありそうだ。

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