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英の離脱延期は不可避か 議会分裂でメイ氏袋小路

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16日、内閣不信任案の否決を受け英首相官邸前で発言するメイ首相(ロイター)
16日、内閣不信任案の否決を受け英首相官邸前で発言するメイ首相(ロイター)

 【ロンドン=岡部伸】英議会で16日、内閣不信任案が否決され、メイ首相はかろうじて政権にとどまったが、欧州連合(EU)離脱をめぐるEU側との再交渉の見通しが立たず、議会の支持も得られない袋小路の状況に変わりはない。EUと再交渉するにせよ、2度目の国民投票を実施するにせよ、3月29日としてきた離脱期日の延期は避けられない情勢だ。

 「党利党略を捨てて」-。信任を得たメイ氏は16日夜、首相官邸前で声明を発表し、EU離脱をめぐり分裂する与野党議員に団結を呼び掛けた。

 メイ氏は「われわれは議会の十分な支持を得られる解決策を見つける必要がある」として同日夜から各政党代表者による超党派協議に入り、21日までに離脱の代案をまとめる。

 しかし議会は、世界経済への影響が懸念される「合意なき離脱」も辞さない離脱強硬派や、離脱撤回を求めて2度目の国民投票を望む残留派に分裂している。最大野党・労働党のコービン党首は「合意なき離脱」はしないとの確約がない限り協議には応じられないと注文をつけ、メイ氏を牽制した。

 また労働党は「EU関税同盟へ残留」を主張しているが、メイ氏の報道官は16日、「他国と新たな通商協定を結ぶことが基本路線」だと述べ、関税同盟脱退の方針変更に応じない構えは崩していない。労働党と妥協点を見いだすのも困難な状況だ。

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