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政治混迷のアフガン 大統領選延期 下院選結果も未確定

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 【ニューデリー=森浩】アフガニスタンで、4月に実施予定だった大統領選が延期となったほか、昨年10月の下院選の結果も確定しないなど政治的混乱が広がっている。イスラム原理主義勢力タリバンとの和平交渉再開も見通せず、政府の求心力が低下する中、トランプ米政権が検討していると報じられている駐留米軍の削減が決定されれば、国内情勢はさらに混乱する可能性をはらんでいる。

 アフガン選挙管理委員会は昨年末、大統領選を3カ月延期し、7月20日に実施することを発表した。

 選管は4月の気温がまだ寒冷なことなどを理由として挙げたが、背景にはアフガン政府を支援する米国の意向があるようだ。米国は昨年夏以降、2015年以来、途絶えている和平交渉再開への地ならしのため、タリバン代表団と複数回会談している。タリバンとの対話を優先させたい米国が、政治的空白や混乱を生みかねない大統領選の延期を求めたとみられる。

 さらに延期の理由として指摘されるのは、8年ぶりとなった昨年の下院選だ。「投票で不正があった」との申し出が相次ぎ、結果の確定に至っていない。有権者登録に利用される身分証が偽造されたケースが相次いで報告され、大統領選に向けた課題が浮き彫りとなっていた。

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