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【古森義久のあめりかノート】米国の微妙な「韓国疲れ」

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 AEI研究所の国際安全保障専門家マイケル・ルービン氏は文政権の教科書改訂策を取り上げて「北朝鮮の残虐や侵略の歴史を消す洗脳教育を目指す文政権とは米国は同盟を保つ意味を失う」と主張した。要するにいまの韓国は米国にとってなんともつきあいにくく疲れる相手なのである。

 いわゆる徴用工問題での日韓対立に対しても米国側は韓国への批判をにじませる。米日韓三国の協調の戦略的必要性から韓国をあからさまに糾弾はしないが、韓国での判決に対して「この判決は北朝鮮の核の脅威と中国の覇権拡大を抑えるための米日韓三国の協力を妨げることとなる」(ABCテレビ)という論評が多かった。

 ニューヨーク・タイムズの徴用工訴訟の判決を報じた記事も、末尾でスタンフォード大学東アジア研究所のダニエル・スナイダー氏の「韓国政府の判断に強い疑問を感じる」という総括を強調していた。同氏は日韓の歴史問題では韓国側を支持することの多い朝鮮研究学者である。

 さて米国のこんな現状は韓国への対処に悩むのは日本だけではないという気休めにはなるだろうか。(ワシントン駐在客員特派員)

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