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文在寅政権、親北派の大統領秘書室長ら交代

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 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、大統領府のナンバー2である任鍾●(=析の下に日)(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の後任として盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使(61)を任命した。また、政務首席秘書官に姜●(=王へんに其)正(カン・ギジョン)前国会議員(54)を、国民疎通首席秘書官に尹道漢(ユン・ドハン)元MBC放送論説委員(58)を起用した。

 盧氏は国会議員を2004年から3期務めた。12年の大統領選で民主統合党(現・共に民主党)の候補として出馬した文氏の秘書室長を、文氏が当選した17年の大統領選では選挙対策本部の組織本部長を務め、文在寅政権発足後、駐中国大使に起用された。

 姜氏も国会議員を3期務め、17年の大統領選で文氏陣営の総括首席副本部長を務めた。尹氏はMBCの労働組合発足に関わったことで知られる。

 文政権は発足から20カ月で、政権の中盤を迎えた。ただ、発足当初80%を超えていた政権支持率は、経済政策への不満などで昨年末から50%を下回っており、「不支持」の率と拮抗(きっこう)している。大統領府秘書室の人事を刷新し、支持率回復を図る狙いがうかがえる。

 今回の人事発表は、大統領秘書室長を退任する任氏が行った。親北朝鮮派とされる任氏については就任当初から物議を醸し、保守派から批判が起きたが、今回の盧氏らの起用も、文氏の旧来の側近の重用であることに変わりはない。

 政権中盤も引き続き左派系の身内で固める文政権の政策に、大きな方針転換はなさそうな気配だ。

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