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北朝鮮の金正恩氏、4度目訪中 35歳誕生日に

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訪中前に衛視らを観閲する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右)と李雪主夫人=7日、平壌(朝鮮中央通信提供・ロイター)
訪中前に衛視らを観閲する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(右)と李雪主夫人=7日、平壌(朝鮮中央通信提供・ロイター)

 【北京=藤本欣也】中国国営新華社通信は8日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が習近平国家主席の招請により、7日から10日までの日程で中国を訪問していると報じた。

 金正恩氏の訪中は昨年の3月、5月、6月に続いて4度目。金氏を乗せた特別列車が7日、中朝国境の鴨緑江を越えて中国入りしたとみられていた。

 北朝鮮の朝鮮中央通信も8日、金正恩氏が7日午後、訪中のため特別列車で平壌を出発したと報道。李雪主(リ・ソルジュ)夫人のほか、対米交渉に当たっている金英哲(ヨンチョル)副委員長や、外交を統括する李洙●(=土へんに庸)(スヨン)副委員長、李容浩(ヨンホ)外相らが同行していると伝えた。

 北京市内では8日午前、天安門広場を中心に厳戒態勢が敷かれた。金正恩氏の北京訪問に備えた措置とみられる。

 中朝両国は「一つの参謀部」(金正恩氏)のもとで連携しながら、朝鮮半島の非核化交渉や安全保障問題に対処する方針を確認済み。金正恩氏はトランプ米大統領との米朝首脳会談を前に、後ろ盾である中国の習氏と意見調整を図るとみられる。

 金正恩氏のこれまでの3回の訪中のうち、特別列車を使ったのは昨年3月の初訪中のときだけで、残りの2回は航空機を使用している。今回、特別列車を利用したことで、中国の地方を視察するとの見方も出ている。

 中国政府は金正日(ジョンイル)総書記時代から北朝鮮に対し、中国式の改革開放政策の導入を働きかけてきた経緯があり、金正恩氏が今回、同政策の成果を視察する可能性も取り沙汰されている。

 8日は金正恩氏の35歳とされる誕生日に当たる。金氏がわざわざ誕生日を中国で迎え、中国側も祝賀することで、蜜月ぶりをアピールする狙いもありそうだ。

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