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EU離脱案の英議会採決、15日前後に「必ず行う」 メイ首相

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テリーザ・メイ首相(ロイター)
テリーザ・メイ首相(ロイター)

 【ロンドン=岡部伸】英国のテリーザ・メイ首相は6日、BBC放送の番組で、延期していた欧州連合(EU)からの離脱案の議会採決を今月15日前後に「必ず行う」と言明した。議会での採決をめぐっては、与党・保守党内で離脱案への反発が強いことから延期の可能性が指摘されていたが、打ち消した格好だ。

 メイ首相は6日、議会採決が否決されれば「英国は未知の領域に入る」と警告。経済や市民生活に影響が及ぶ「合意なき離脱」を回避するため、離脱案を支持するよう訴えた。

 英議会はクリスマスと年始の休会を経て、9日に離脱案の審議を再開する。だが、対EU強硬派で離脱派のリースモグ議員は、休会を受けて自身が離脱案支持に回ると期待するのは「希望的観測だ」と牽制した。

 議会では最大の懸案であるアイルランドと英領北アイルランドとの国境管理問題が影を落としたままだ。問題解決まで、英国をEU関税同盟にとどめる、とした離脱案の内容に対し「EU規則に縛られ続ける」(保守党議員)などと強い反発が続いている。

 議会のEU残留派からは離脱案が否決された場合に、離脱の是非を問う国民投票の再実施を求める声が高まっているが、メイ氏は改めて否定し「再国民投票を主張している人は、EU離脱をやめようとしている人たちだ」と指摘した。

 離脱案採決は当初昨年12月に予定されていたが、反発が強く大差での否決が見込まれたため、今月14日からの週に延期。与党の一部からは採決の「再延期」を促す声もあった。

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