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独シュピーゲルの著名記者が記事ねつ造

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 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ有力誌シュピーゲルは19日、複数の記事をねつ造していたとして、クラース・レロティウス記者(33)を解雇したと発表した。レロティウス記者はルポタージュなどで知られる著名記者で、米CNN関連など国内外で数々の表彰を受けていた。

 シュピーゲルによると、レロティウス記者は当初、フリーのジャーナリストとして同誌に記事を提供。約1年半前に同誌に採用された。2011年以降、誌面やオンライン版用に約60本の記事を執筆し、レロティウス氏はこのうち少なくとも14本に虚偽の内容が含まれていると説明した。

 レロティウス記者は実際には取材していない人物とのインタビューをでっち上げるなどし、ねつ造記事にはキューバのグアンタナモ米海軍基地に拘束されていた人物やイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に捕らわれた子供に関するものなどが含まれた。

 記事のねつ造は同僚記者が気づいて発覚。レロティウス記者はシュピーゲルの調査に「成功するほど、失敗してはならないというプレッシャーが強くなった。失敗への不安があった」と語った。シュピーゲルは外部の専門家も含めた調査委員会で詳細を調べる方針。

 シュピーゲルは1947年創刊のニュース週刊誌。ドイツをはじめ欧州の代表的な硬派雑誌の一つとして知られ、数々のスクープ記事を掲載してきた。

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