PR

ニュース 国際

安保理の北朝鮮人権会合 今年は開催断念 賛同国が集まらず

Messenger

 【ニューヨーク=上塚真由】米国が、今月10日に目指していた北朝鮮の人権問題に関する国連安全保障理事会会合の開催を断念する見通しであることが7日、分かった。複数の安保理関係筋が明らかにした。

 安保理の会合開催には理事国15カ国中9カ国以上の賛同が必要だが、支持が集まらなかった。関係筋によると、すでに8カ国が賛同し、コートジボワールへの説得を続けていたが、同国は応じなかったとみられる。米当局者は「今月開催できない場合は、来年1月の開催を検討したい」と語った。

 同様の会合は2014年以降、毎年12月に米主導で開催してきた。安保理は通常、「国際社会の平和と安全」の問題について協議する。米国は、北朝鮮が限られた資産を核・ミサイル開発に投入し人権を軽視していると指摘し、安保理で北朝鮮の人権問題を扱う必要性を訴えてきたが、北朝鮮の友好国である中露は「安保理で協議する議題ではない」などと反対の立場を取っている。

 北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使は11月、米国以外の理事国に対し、会合は朝鮮半島で緊張緩和が進む流れに逆行するとして強く反対する書簡を送付していた。会合の冒頭で開催の是非を決める手続き投票が行われ、昨年までは9~11カ国が賛成して開いてきた。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ