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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(48)「無法乱世」の大韓帝国時代

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 創氏改名歓迎した人も

 男性は、日本統治下で教育を受け、旧制中学在学中に終戦を迎えた。昭和15年に実施された「創氏改名」も経験している。

 「旧満州や中国、日本へ渡った朝鮮人は、もろ手を挙げて喜んだと思います。それまで中国風の名前だったために、“同じ日本人”だといっても低く見られていたからですよ。頑強にイヤだと抵抗感を持っていた人は全体の2割くらいだったと思いますね」

 男性は、日本に肩入れしているわけではない。日本統治時代の評価も、「良いものは良い。悪いものは悪い」だ。自身は、日本統治時代に朝鮮人であることで「差別」を受けたことはないが、周囲で差別を見聞きしたことはある。

 たとえば、官吏では、ある時期まで日本人だけに支給されていた「外地手当」や官舎の格差。戦時下で統制が進んだときは、食料配給や学童へのプレゼントにまで差があった。「日本軍の快進撃が続いていたとき、どこそこ陥落記念として子供たちに贈られる品物が、日本人の学校では(貴重な)運動靴だったけど、朝鮮人には、ゴム鞠(まり)だったことがありました」

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