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【特派員発】台湾で中国国旗を掲げる統一派 「言論の自由」当局容認 台北・田中靖人

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 張秀葉氏は11月の統一地方選で「中国民主進歩党」を名乗る政党から台北市議選に出馬。得票はわずか286票、得票率0・16%で、同じ選挙区の候補者19人のうち最下位で落選した。投票約2週間前の11月9日に取材に応じた張秀葉氏は「当選するとは思っていない」と語った。それでも出馬したのは「親中派とされる中国国民党も私たちの地位を改善してくれなかった。自分たちで訴えるしかない」からだという。

 張秀葉氏は中国当局との関係について「われわれの活動を良く思っているとは思うが、接触はない」と語った。だが、台北地方検察署は同12日、選挙違反(買収)容疑で張氏らを事情聴取した。同心会が10月1日の中国の建国記念日に開いた600人規模の食事会で、張秀葉氏が投票を依頼するなどした疑い。地検は、食事会の費用が中国側の負担だった可能性もあるとみて調べている。

反発も根強く

 中国との統一を主張する「統一派」の中にも、五星紅旗を掲げる団体とは距離を置く勢力もある。台湾大学の張亜中(ちょう・あちゅう)教授(63)は同心会などを「批判したくない」としつつも、「彼らは政党を名乗ってはいるが、選挙ではなく存在自体が目的で、その証明のために五星紅旗を掲げている。誰に見せているのか」と揶揄(やゆ)する。

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