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米駆逐艦、ロシア極東沖で「航行の自由」作戦実施

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 【ワシントン=加納宏幸】米太平洋艦隊に所属し、米海軍横須賀基地に配備されているミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が5日、ロシア極東ウラジオストク沖のピョートル大帝湾付近を航行し、「航行の自由」作戦を実施した。同湾で12カイリ(約22キロ)の領海を越えて主権を主張するロシアに対抗するためだ。

 米CNNテレビによると、この海域で航行の自由作戦を実施するのは初めて。トランプ大統領はロシアが併合したウクライナ南部クリミア半島近海で同国艦艇をロシアが銃撃・拿捕(だほ)した問題を理由に同国のプーチン大統領との会談を中止したばかりで、米露間の緊張は高まりそうだ。

 ロシアはピョートル大帝湾が沿岸国の内水として認められる「歴史的湾」だとして主権を主張してきた。ウラジオストクには露海軍太平洋艦隊の司令部がある戦略的に重要な拠点だ。

 米太平洋艦隊は声明を発表し、「ロシアの過剰な海洋権益の主張に挑戦し、米国や他国が海域を合法的に利用する権利を守るために航行した」と説明した。

 米海軍は11月末にも中国が主権を主張する台湾海峡や南シナ海で航行の自由作戦を実施した。CNNによると、ロシアとウクライナの緊張が高まっている黒海でも同作戦を実施する計画もあるという。

 太平洋艦隊は「米国は日本海であれ世界中の他の海域であれ、国際法が許す場所ならばどこでも飛行し、航行する」と航行の自由の重要性を強調した。

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