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CIA長官、サウジ人記者殺害事件を上院に説明

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ハスペルCIA長官(AP)
ハスペルCIA長官(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】米中央情報局(CIA)のハスペル長官は4日、米国在住だったサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件に関する情報を上院指導部に非公開で説明した。内容は明らかにされていないが新情報もあったとされる。与党・共和党有力者のグラム上院議員は、サウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が関与せずに殺害が起きた可能性は「ゼロだ」と言い切っており、議会側に皇太子の関与を強く印象付けた。

 トランプ政権は、サウジへの1100億ドル(約12兆4千億円)相当の武器輸出合意を維持し、イランの影響力拡大を阻止する思惑からサウジとの同盟を重視。ポンペオ国務長官、マティス国防長官は11月28日、全ての上院議員を対象にした非公式会合で、皇太子の関与について「決定的な証拠はない」と説明した。

 議員らはしかし、トルコ当局から直接説明を受けたハスペルCIA長官が出席しなかったため、皇太子が関与した疑いを強めた。上院は、イエメン内戦に関連する対サウジ軍事支援を中止させる決議案の審議入りを決めた。

 ハスペル長官の説明を受けたグラム上院議員は、皇太子に嫌疑がかかっている間は武器売却を認めない考えを示した。コーカー上院外交委員長(共和)も、皇太子が殺害を命じ、監視していたとの見方を示した上で「彼(皇太子)が陪審裁判を受ければ、30分で殺人で有罪の評決を受けるだろう」と述べた。

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