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英議会、EU離脱案を審議 メイ首相「運命の1週間」

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ロンドンの首相官邸を出て議会に向かうメイ首相=3日(ゲッティ=共同)
ロンドンの首相官邸を出て議会に向かうメイ首相=3日(ゲッティ=共同)

 【ロンドン=岡部伸】英下院は4日、欧州連合(EU)と合意した離脱案を審議するための本会議を開催した。計5日間の審議の最終日の11日に採決するが、議員の反発は強く、承認のめどは立っていない。メイ首相は「運命の1週間」に反対派を説得し「合意なき離脱」回避に政治生命を懸ける。

 本会議では離脱案の審議に先立ち、厳格なアイルランド国境管理を避けるための「バックストップ(安全策)」をめぐり、コックス法務長官の法的助言の全文を政府が公表しなかったことが議会侮辱罪に当たると野党が反発、紛糾した。

 「雇用と経済を守る最善の合意で、国益にかなっている」。メイ氏は11月下旬、地方に足を運んで成果をアピール。否決されれば、「分断と不透明感が増す」と説いた。

 しかし、野党に加え、保守党内でも穏健派の一部が「離脱案は最悪」(ファロン前国防相)と批判するなど反対が増え、英メディアによると、過半数320のうち、不足が80~100程度に広がっている。

 否決の場合、強硬派はEUとの再交渉を迫るとみられるが、EUは拒否する構え。野党・労働党は首相の不信任投票を要求し、総選挙に持ち込みたい考えだ。

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