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英国もファーウェイ排除の決定を MI6長官が警告

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セント・アンドルーズ大で講演したMI6のアレックス・ヤンガー長官=3日、スコットランド(AP)
セント・アンドルーズ大で講演したMI6のアレックス・ヤンガー長官=3日、スコットランド(AP)

 【ロンドン=岡部伸】英秘密情報部(SIS、通称MI6)のアレックス・ヤンガー長官は3日、情報機関の相互協定を結び、機密情報を共有する「ファイブ・アイズ」諸国と同様に英国も第5世代(5G)移動通信システムの導入にあたり、国家安全保障上の懸念から中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の参入を排除する決定を行うべきだと述べた。

 セントアンドルーズ大で講演したヤンガー氏は「われわれの仲間が行っているように、中国政府と密接な関係にあるファーウェイの次世代高速通信システムに依存すれば、情報網を危機にさらす危険がある。とりわけ軍事関連の通信を傍受されれば、戦略が筒抜けとなって安全保障上の脅威となる」と訴えた。

 ファイブ・アイズでは米国、オーストラリア、ニュージーランドでファーウェイ排除の動きが進む。

 一方、ロシアについては「英国と常に衝突する国家」と強調。その上で「徹底的に対決する英国の意思を忘れるべきではない」との考えを述べた。

 また、ヤンガー氏は中国やロシア、北朝鮮などからのサイバー攻撃の脅威が拡大していると指摘。「MI6は旧来の人間による情報活動に最新のIT技術を結合させた新たな取り組みを行っている」と述べた。

 ヤンガー氏が講演するのは、2014年に就任以来2度目。英軍兵士を経て1991年からMI6に勤務。欧州や中東、アフガニスタンで勤務したほか2012年のロンドン五輪では対テロ対策で主導的な役割を担った。

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