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会談中止の米露首脳 “場外”で非難合戦

G20首脳会談の記念撮影に臨むロシアのプーチン大統領。左は米国のトランプ大統領=11月30日、ブエノスアイレス(共同)
G20首脳会談の記念撮影に臨むロシアのプーチン大統領。左は米国のトランプ大統領=11月30日、ブエノスアイレス(共同)

 【ブエノスアイレス=黒瀬悦成】トランプ米大統領は11月30日、同日予定されていたプーチン・ロシア大統領との会談を急遽(きゅうきょ)中止したことについて、「理由はあくまでウクライナ問題だ」と記者団に述べた。ロシアによるウクライナ海軍艦艇の銃撃・拿捕(だほ)事件に抗議して中止を決めたと強調した形だ。トランプ氏はその上で「ロシアが早く事件を解決するよう期待する」と述べ、事件解決が会談実施の前提だと訴えた。

 米裁判所では29日、トランプ氏の顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏が、トランプ氏のモスクワでの不動産ビジネスに関し、議会で虚偽の説明をしていたことを認めた。米政権は、トランプ氏とロシアの関係に再び注目が集まるのを避けようと会談を中止した-との見方が広がっていた。

 トランプ氏は30日、20カ国・地域(G20)首脳会議冒頭での集合写真撮影の際、プーチン氏と顔を合わせたが挨拶を交わさず、先に並んでいたプーチン氏の前を黙って通り過ぎた。

 一方、プーチン氏はG20首脳会議に合わせて開かれた中露などの新興5カ国(BRICS)首脳会議で「一方的な制裁と保護主義的措置といった悪質な手法が蔓延(まんえん)している」と発言。ウクライナ問題や「ロシア疑惑」で対露制裁圧力を強める米政権を批判した。

 プーチン氏はまた、米政権がロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約の破棄を表明したことについて「制御不能な軍拡競争の危険を生んでいる」と主張した。

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