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北外相がベトナム訪問 関係改善模索

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北朝鮮の李容浩外相(ロイター)
北朝鮮の李容浩外相(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は30日、ベトナムの首都ハノイでファム・ビン・ミン副首相兼外相と会談した。昨年2月に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件では、ベトナム人の女が実行犯として逮捕され、両国関係は悪化した。北朝鮮は、関係修復を図り、国連安全保障理事会決議に基づく制裁の緩和に支持を求めたとみられる。

 韓国の聯合ニュースによると、李氏は会談冒頭、金正恩氏の祖父、金日成(イルソン)主席の初訪越から今年は60周年にあたるとし、両国の長年の友好関係を強調。朝鮮半島の非核化にも言及し、協力関係の強化を訴えた。

 金正恩氏は、同じ一党支配の社会主義国ながら、改革・開放路線に転じて経済成長を続けるベトナムに関心を示しているとされる。李氏は12月2日までの滞在中、ベトナム北部ハイフォンの工業団地などを視察する予定だ。

 ポンペオ米国務長官は今年7月、過去の戦争を乗り越えて対米関係を改善したベトナムから、北朝鮮は学ぶべきだと発言した。李氏の訪越には、米国との非核化交渉が行き詰まる中、ベトナムとの関係改善を突破口に、制裁包囲網を切り崩す狙いもありそうだ。

 ただ、ベトナムのフック首相は11月14日、シンガポールでペンス米副大統領と会談した際、中国と領有権を争う南シナ海問題での連携を協議するとともに、北朝鮮に対する圧力政策の支持も表明している。

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