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朝鮮相撲「シルム」を無形文化遺産に ユネスコが初の南北共同登録

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無形文化遺産に認定された朝鮮相撲「シルム」=2017年11月、韓国の羅州(AP)
無形文化遺産に認定された朝鮮相撲「シルム」=2017年11月、韓国の羅州(AP)

 【ソウル=桜井紀雄】無形文化遺産の新規登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会が26日からモーリシャスで開かれ、相撲に似た朝鮮半島の伝統的格闘技「シルム」の韓国、北朝鮮共同での登録を決定した。韓国政府が明らかにした。無形文化遺産の南北共同登録は初めて。

 シルムについて、韓国は「大韓民国のシルム」、北朝鮮は「朝鮮民主主義人民共和国のシルム」として別々に申請。政府間委の評価機関が10月29日にそれぞれに対し、登録を勧告していた。

 南北が融和ムードを強める中、ユネスコのアズレ事務局長は10月に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とパリで会談した際、南北共同登録に取り組むよう提案。ユネスコ側が北朝鮮の同意を得るなどして急ぎ共同登録の形に再調整された。

 シルムは組み合った状態から投げを打ち合って勝敗を競うのが特徴。朝鮮半島の伝統文化としては、民謡の「アリラン」が韓国と北朝鮮で別々に無形文化遺産に登録された経緯がある。

 政府間委は12月1日まで開かれ、日本からは「男鹿のナマハゲ」など「来訪神 仮面・仮装の神々」の登録が決まる可能性が高い。

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