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【台湾地方選】「韓流ブーム」起こした国民党、高雄市長に当選、韓国瑜氏(61)

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17日、台湾南部・高雄市で、支持者の声援に応える中国国民党の市長候補(当時)、韓国瑜氏(台北支局撮影)
17日、台湾南部・高雄市で、支持者の声援に応える中国国民党の市長候補(当時)、韓国瑜氏(台北支局撮影)

 台湾の与党、民主進歩党の牙城だった南部の高雄市で、24日投開票の統一地方選の結果、市長職を20年ぶりに野党、中国国民党が奪い返した。

 韓国瑜氏(61)は高雄とは縁も薄い北部の新北市出身で、候補者になったのは今年5月という新参の落下傘候補。当初は泡沫(ほうまつ)扱いだったが、選挙戦終盤に人気を伸ばし、集会をすれば数万人の熱狂的な支持者が集まる「韓流」ブームを生んだ。

 ディズニーランド誘致や南シナ海のイトゥアバ(太平島)周辺での石油採掘など実現可能性があまり高くない政見ながら「夢」を売り物に、一方で髪の少ない風貌をネタに笑いを取るなど話題を作った。著名人と対話したネット動画は延べ約190万人が視聴した。

 国民党の立法委員(国会議員に相当)経験者だが、2001年の落選で政界から離れ、党主流派とも距離があることが、国民党嫌いが多かった高雄の有権者に逆に新鮮さを与えた。

 12~17年に務めた台北市の青果市場運営会社社長の経歴から「高雄を台湾で最も豊かにする」と強調。庶民の生活苦や若者の就職難の解決を力強く訴える演説で中間層を取り込んだ。

 ただ、19日のテレビ討論会で、対立候補に知識不足を突かれて追い詰められるなど、弱さもある。元雲林県議の妻(55)との間に1男2女。

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