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蔡総統「民意に深い反省」 硬い表情も頭は下げず

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高雄市長選に勝利し、歓喜する国民党支持者=24日、高雄(ロイター)
高雄市長選に勝利し、歓喜する国民党支持者=24日、高雄(ロイター)

 【台北=田中靖人】蔡英文総統は24日夜、同日投開票の統一地方選で、与党、民主進歩党が惨敗したことを受けて党本部で記者会見し、党主席の辞任を表明した。蔡氏は「示された民意に対し、深い反省が必要だ」と硬い表情で反省の弁を述べた。

 蔡氏は午後9時10分すぎ、普段通りの黒いパンツスーツ姿で台北市内の党本部会議室に姿を現し、短い談話を発表した。党幹部らを左右に従えた蔡氏は、手元の紙の文章を読み上げて「支持者を失望させた」と謝罪の意は示したものの、頭は下げなかった。

 蔡氏は「一度の選挙の勝ち負けで歩みを止めてはならない」と後任に党改革を委ねる一方で、行政府は「安定が必要だ」と頼清徳行政院長(首相に相当)を慰留した理由を説明した。

 蔡氏は、発言を終えると周囲の幹部に会釈し、記者団の質問を受けずにその場を立ち去った。

 蔡氏は民進党が野党に転落した2008年に党主席に就任し、党勢の立て直しに尽力した。12年の前々回総統選で落選した後、いったん辞任したが、14年5月に復帰し、16年の政権奪還につなげた。

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