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【台湾地方選】「嫌与党」票を誘った対立候補、蔡政権に厳しい判断、20年の総統選へ野党にも難題

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 一方で、蔡政権への批判票と南部・高雄市の市長候補、韓国瑜(かんこくゆ)氏の人気による「韓流」で党勢を回復した国民党だが、次期総統選での政権奪還への道は平坦ではない。呉敦義(ごとんぎ)主席は選挙戦中、メディアにほとんど登場せず、中国語で「呉主席」に発音が近い「無主席(主席不在)」と揶揄(やゆ)された。呉氏が注目されたのは最終盤の失言だけで、党内の各候補者から一斉に反発を招いた。

 「韓流」に沸いた高雄の集会では、党重鎮の王金平・前立法院長の演説が長引くと、聴衆から露骨なブーイングが起きた。王氏は台湾生まれの本省人で、高雄は地盤だ。

 政治大学(台北市)の兪振華(ゆしんか)准教授は、産経新聞の取材に「国民党の勝利は2016年の総統選で民進党を支持した無党派層の回帰が原因だ。明確な指導者を欠いており、20年で必ず勝つとまでは言えない」と指摘した。

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