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【マーライオンの目】それでも会議は続く

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20日、フィリピン・マニラでの首脳会談を前に記者団に手を振るドゥテルテ大統領(手前左)と中国の習近平国家主席(ロイター)
20日、フィリピン・マニラでの首脳会談を前に記者団に手を振るドゥテルテ大統領(手前左)と中国の習近平国家主席(ロイター)

 「中国相手だと、さすがに気合が入るんだな」

 マニラで20日に開かれたフィリピンと中国の首脳会談についての感想だ。中継画面が映し出したドゥテルテ大統領は、マラカニアン宮殿の車回しで習近平国家主席を出迎えた。相変わらず手はズボンのポケットに突っ込んでいたが、眼鏡もかけて緊張した面持ちだった。

 ドゥテルテ氏は、15日までシンガポールで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議で、4つの会議と夕食会を欠席した。「睡眠不足で仮眠していた」との説明に批判も出たが、本人は「仮眠して何が悪い」と開き直った。

 同情できなくもない。ドゥテルテ氏を含む多くの首脳は、17日からパプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にも転戦。相手を変え、似たような声明を読み上げる会議を何度もこなす強行日程だった。

 もっとも、今年のASEAN議長国は「優等生」のシンガポールで、進行はほぼスケジュール通り。何度も行う記念撮影では、腕を胸の前で交差し両側の人と握手する習慣もやめるなど“合理化”し、首脳たちの負担も軽減されたはずだ。

 ただ、来年の議長国はタイ。民政復帰の総選挙で、春恒例の首脳会議開催時期も不透明だ。すでに疲れを覚えるのは私だけ? (吉村英輝)

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