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「親中派」新首相誕生のスリランカ 政界混乱続く

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 【ニューデリー=森浩】インド洋の島国スリランカで、政界の混乱が深まっている。10月26日にシリセナ大統領がウィクラマシンハ首相を突然解任し、親中派ラジャパクサ前大統領を新首相に据えたことが発端で、対立は泥沼化している。ラジャパクサ氏復権で再度の対中接近も予想され、中国とインドが主導権を争うインド洋の勢力図にも影響しかねない事態だ。

 ■首相解任に議会反発

 混乱の伏線となったのは、2015年の大統領選だ。シリセナ氏は、野党統一国民党のウィクラマシンハ氏と共闘。親族を優遇するなど腐敗が批判された現職のラジャパクサ氏を破り、両者は連立政権を樹立した。「だが、保護主義的な政策の大統領側と、自由貿易を推進したい首相側は当初から対立していた」と現地外交筋は解説する。

 ラジャパクサ氏は強権的手腕が批判を集めたとはいえ、09年に反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦を終結させた立役者であり、国民的人気は根強い。2月の統一地方選では、自らの政党が士気の上がらない連立与党を尻目に大勝した。

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