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介護分野の人手確保を…森田千葉県知事がベトナム視察

人材育成施設を視察し、日本語やビジネスマナーを学ぶベトナム人生徒と話をする千葉県の森田健作知事(右端)=20日、ベトナム・ホーチミン市の「カイゼンヨシダスクール」(永田岳彦撮影)
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 【ホーチミン=永田岳彦】海外トップセールスでベトナム・ホーチミン市を訪問中の千葉県の森田健作知事は20日、同市内の人材育成施設「カイゼンヨシダスクール」を視察した。少子高齢化の進展に伴って、県内でも今後需要が高まる介護分野の外国人人材について調べる狙い。人材を送り出すベトナム側の実情を把握し、県側の受け入れ体制整備に活用する。

 「真剣に日本へ人材を送り出してくれていることが分かった。県もしっかり受け入れ体制を整えたい」。同施設を視察した森田知事はこう強調した。

 同施設は20代前半を中心に約3700人の生徒が、日本で働くためにさまざまなことを学んでいる。同施設では、生徒は日本語教育のほか、ビジネスマナーなどを1年間かけて習得。日本企業の面接を受け採用されると技能実習生として3年間、日本に派遣される。

 まだ、介護分野の人材についてはほとんど実績がないが、同施設のレ・ロンソン校長は「これまでは製造業の技能実習生を中心に送り出してきたが、今後は介護分野でも優秀な人材を送り出したい」と話した。

 県が10月に公表した介護での外国人人材受け入れに関するアンケートでは、県内の介護施設などの運営母体の約7割が外国人人材受け入れに前向きな姿勢を示している。県は今年度、介護現場で働く外国人を対象にした日本語教室を複数回開催するなどしてきたが、今回の視察後、森田知事は来県する外国人介護人材に、日本語や介護技能習得の費用、家賃などの生活費を一定程度補助する考えを示唆した。

 視察に先立ち、森田知事は同日、同市内で、グエン・タイン・フォン市長と会談。介護人材の分野での協力を求め、市長も協議をした上で、協力する意向を示した。

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