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「冷戦も貿易戦争も勝者いない」 習近平氏、トランプ米政権に反論 APEC関連会合で演説

17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーでのAPEC関連会合で、演説する中国の習近平国家主席(AP)
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 【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は17日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連会合で演説し、通商政策や安全保障面で対中圧力を強める米国を念頭に、「冷戦も戦争も貿易戦争も真の勝者はいない」と主張した。

 今月末の米中首脳会談を控えて名指しは避けつつも、トランプ米政権の対中批判に対し、躍起になって反論した形だ。

 国営新華社通信によると習氏は、原料から製造、物流など、製品やサービスが消費者に届くまでの世界的なサプライチェーン形成は経済法則の結果だと指摘し、「人為的に障壁を築いて各国の(産業的な)連携を絶つのは歴史の潮流に反し成功しない」と訴えた。

 トランプ政権が対中貿易赤字を問題視し、中国製品に制裁関税を課したことを批判した。

 さらに、産業政策の「中国製造2025」や知的財産権侵害への批判で、「科学イノベーションの成果は囲い込んだり、少数の人の金もうけの道具にしたりすべきではない」と主張。国際社会のルールは「腕っ節が強い人間の一言で決まらない」と米国を牽制(けんせい)し、「世界経済の成長に影を落とす保護主義」に対して旗幟(きし)鮮明に反対するよう呼びかけた。

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