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プーチン氏贈呈の日本刀公開 16日から「大刀剣市」

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「大刀剣市2018」で出展される日本刀「村正」=15日午後、東京都港区(佐藤徳昭撮影)
「大刀剣市2018」で出展される日本刀「村正」=15日午後、東京都港区(佐藤徳昭撮影)
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 ロシアのプーチン大統領が昨年9月、首脳会談の際に安倍晋三首相に贈呈した室町時代後期の希少な日本刀「村正」が、16日に始まる「第31回大刀剣市2018」(全国刀剣商業協同組合主催、産経新聞社ほか後援)で一般に公開される。15日には、会場の東京美術倶楽部(東京都港区新橋)への搬入作業が行われた。

 村正は室町後期以降、伊勢で数代にわたって続いた刀工。その手になる日本刀が「村正」で、江戸時代には「妖刀・村正」との呼び方が定着した。「切れ味がよく、『徳川家に祟る刀』として恐れられたためではないか」。全国刀剣商業協同組合の清水儀孝理事長はこう話す。

 徳川家康の祖父、清康が殺されたのも、家康自身がけがをしたのも、嫡男・信康の自刃で介錯に使われたのも「村正」だったと伝わっている。徳川家が「村正」を忌み嫌った一方、幕末には倒幕派がこぞって求めた。

 プーチン氏が昨年9月に贈呈したのは、刃渡り約24センチの村正の短刀。いわく付きの「妖刀・村正」が、どのような経緯でプーチン氏の手に渡ったのかは不明だ。戦後、連合国軍の占領下で流出した日本刀は多く、そうした1振りである可能性もある。

 プーチン氏は一昨年9月の日露首脳会談でも、昭和天皇の即位の礼(1928年)で使われた太刀の1本を安倍首相に贈呈した。日本側では「武闘派の大統領が、希少な日本刀を入手して力を誇示しているのではないか」といったさまざまな臆測を呼んだ。

 「村正」にまつわる不穏な伝説にも似て、日露関係も容易ならざる局面を迎えているのかもしれない。

 「大刀剣市2018」は、全国73店の刀剣商が一堂に会する刀剣や甲冑武具の展示即売会。18日まで。「明治150年-明治時代から平成時代の刀匠」展も同時開催されている。

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