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米上下両院の役割は? 過去のねじれでは財政めぐり対立先鋭化も

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 米上院(定数100、任期6年)は人口に関係なく各州から2人ずつ選ばれている。一方、下院(定数435、任期2年)は各州に人口比で議員数が割り当てられている。中間選挙では、上院が約3分の1、下院が全員改選となる。

 上院は閣僚や大使、連邦裁判所判事など大統領が指名した人事の承認、条約の批准承認の権限を持ち、議長は副大統領が兼任している。下院は予算に関する法案を先議することになっている。

 日本では、予算の議決や条約の承認、内閣総理大臣の指名で、衆参両院の意見が一致しないときは衆議院の議決が国会の議決となるが、米国では下院の優越を認める制度はなく、法律案が上下両院で不一致の場合は廃案となる。

 オバマ前政権下で行われた2010年の中間選挙では、共和党が下院を奪還し上下両院で多数派が異なる「ねじれ現象」が生じた。13年には、米財政をめぐる与野党の対立が先鋭化し、デフォルト(債務不履行)騒ぎや政府機関の一時閉鎖など混乱が起きている。(岡田美月)

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