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「トランプ流の行方」(上)対中貿易戦争、先鋭化へ 

米中間選挙に臨んだトランプ米大統領=5日、オハイオ州クリーブランド(ロイター)
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 「中国は私や共和党に勝ってほしくないと思っている。私が歴代大統領で初めて貿易問題で中国に立ち向かったからだ」

 トランプ米大統領は中間選挙で、政権の国家安全保障戦略で「大国間競争」のライバル国の一つに名指しした中国への強硬姿勢を繰り返し打ち出してきた。

 中国は2016年米大統領選で、中国の人権政策に批判的な民主党のヒラリー・クリントン候補を敬遠し、政治経験のないトランプ氏を「御しやすいとみて当選を望んでいた」(米国の中国研究者)という。

 しかし、中国はこのところ、トランプ氏が喝破したように、中間選挙で共和党が敗退して政権が議会対策にエネルギーを費やされ、対中政策を軟化させることに期待をつなぐほど同氏への警戒を強めていた。

 ただし、トランプ政権による中国との「対決路線」は、選挙結果を受けてむしろ先鋭化に向かう公算が大きい。というのも、下院で多数を制した民主党も「米国の雇用と労働者を守る」との立場から、中国との対抗姿勢を強めていくことが確実視されるためだ。

 トランプ政権は、7月から段階的に課してきた総額2500億ドル(約28兆円)規模の中国からの輸入品への制裁関税に加え、中国企業による対米投資制限や米製品の輸出管理も強化。共和党関係者は米国が「国際サプライチェーン(部品の調達・供給網)から中国を切り離す『デカップリング』も視野に攻勢をかけていく」との見通しを示す。

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