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トランプ氏、カショギ事件は「史上最悪の隠蔽」 サウジ側関係者のビザ取り消し

カショギ氏殺害についてサウジアラビア政府を非難するトランプ米大統領(中央)=23日、ホワイトハウス(ロイター)
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 【ワシントン=加納宏幸】サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏=失踪時(59)=が死亡した事件でサウジ政府が説明を変えていることに関し、トランプ米大統領は23日、「粗雑に実行され、史上最悪の隠蔽がなされた」と記者団に語り、サウジ政府を非難した。ポンペオ国務長官はサウジへの最初の「処罰」として、事件に責任があるサウジ関係者のビザ(査証)を取り消すと発表した。

 事件をめぐっては、トルコのエルドアン大統領が「凶悪な計画殺人」だったとの認識を表明。サウジの実力者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の関与も取り沙汰されている。

 だが、トランプ氏は「事実を知ることが先決だ」と述べ、トルコに派遣したハスペル中央情報局(CIA)長官から近く正式に報告を受けてから米政府として判断するとした。

 サウジとの巨額の武器輸出契約に関しては維持する意向を重ねて表明した。

 ロイター通信によると、国務省がビザの取り消しや取得不適格の対象としたのは21人となる。ポンペオ氏はこれにとどまらず、人権侵害に関わった外国政府高官に資産凍結や入国禁止などの制裁を科すグローバル・マグニツキー法に基づく制裁など「追加措置」も検討中としたが、ビザ取り消しも含め、対象とするサウジ関係者については明らかにしなかった。

 一方、ペンス副大統領は23日、カショギ氏が寄稿していた米紙ワシントン・ポストが主催する会合で「自由で独立した報道に対する攻撃だ」と語り、表現の自由を守る立場からサウジの犯行を非難した。ポンペオ氏も「暴力によってジャーナリストであるカショギ氏を黙らせるような冷酷な行為を米国として容認することはない」と述べた。

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