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米議会でサウジ批判相次ぐ 「皇太子は一線越えた」「武器輸出停止を」

 サウジアラビアの首都リヤドでムハンマド皇太子(左)と面会するトランプ米大統領=2017年5月(ロイター)
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 【ワシントン=加納宏幸】サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏が死亡した事件に関し、同国が実力者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の関与を否定していることについて、米議会の有力議員から21日のテレビ番組で疑問視する声が相次いだ。殺害を否定する説明をうのみにする議員はおらず、トランプ大統領がこだわる巨額の武器輸出契約への反対意見も出た。

 すでに米政府から機密情報を含む説明を受けたという与党・共和党のコーカー上院外交委員長は「情報に基づけば、皇太子が関与、指示し、カショギ氏は殺害された」と述べ、サウジ側の説明を「信用できない」と批判した。皇太子に関し、「ジャーナリストを殺害したとなれば一線を越えたことになり、罰を受け、代償を払わなければならない」と語った。

 武器輸出契約について、コーカー氏は同盟国と足並みをそろえた対応を要求。同党のポール上院議員はイエメン内戦でサウジが非人道的な行動をしているとして、輸出の停止を求めた。米議会には輸出を阻止する権限がある。

 一方、民主党のダービン上院議員は第三者による事件の捜査が実施され、完了するまでは駐米サウジ大使の国外追放に踏み切るべきだと主張した。

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