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トランプ政権、トランスジェンダーの排除を検討 性別を男女に限定

トランスジェンダーの米軍入隊制限を発表したトランプ政権に抗議する市民=2017年7月、米ニューヨーク(ロイター)
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 【ワシントン=黒瀬悦成】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は21日、トランプ政権が性の定義に関し、生まれつきの性別に限定することを検討していると報じた。心と体の性が異なるトランスジェンダーの存在を認めて保護するというオバマ前政権以降の行政当局の取り組みに逆行するとして、性的少数者(LGBT)や左派勢力から反発が広がるのは確実だ。

 同紙が入手した保健福祉省のメモによると、同省は連邦政府の助成を受けている教育課程で性別による差別を禁止していることに関連し、各省庁で「性の定義を統一すべきだ」と提唱。同省は「性別は男性か女性かのいずれかとし、生まれ持った生殖器によって規定される」との定義づけを提案しているという。

 同紙によれば、生まれついた性とは異なる性を選んだトランスジェンダーは推定で約140万人いるとされ、こうした定義が導入されれば「連邦政府から存在を認定されなくなる」と指摘した。

 オバマ前政権はトランスジェンダーの公的権利を拡大する取り組みを積極的に進めてきたが、キリスト教福音派を中心とする保守勢力が強く反発していた。

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