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ICPO孟前総裁の妻を取材「政治迫害」主張 自身の情報明かさず

リヨンのホテルに現れた孟氏の妻。写真を撮られるのを拒否し、逃げるように去った(三井美奈撮影)
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 【リヨン(フランス中部)=三井美奈】国際刑事警察機構(ICPO)の孟宏偉(もう・こうい)・総裁が9月の帰国後、汚職容疑で中国当局に拘束された事件で、孟氏の妻は20日までに産経新聞とのインタビューに応じ、拘束は「政治迫害」だと主張した。自身の中国への帰国については、「今後の展開によって決める」と述べた。

 妻はICPO本部のあるリヨンに残り、本名を明かさず通称の「グレース孟」を名乗る。「私は脅迫を受けた」と訴えていた。

 妻は孟氏の拘束について「透明性が必要。法と正義の問題だ」と中国当局を批判した。だが、脅迫について詳細を聞くと「この件では話せない。複雑な状況だ」と口を閉ざした。

 香港では、妻は公安省高官だった孟氏の影響で複数の企業幹部に就任し、巨額の収入を得ていたとの報道もあるが、「そんなことを言うこと自体、政治迫害の一部だ」と反論した。

 妻の脅迫の訴えについて、仏当局は捜査を継続中。「現在のところ、危険は見つかっていない」としている。だが、妻は18日、英BBC放送のインタビューで「私を標的にしたチームがフランスに送り込まれた」と再び主張した。

 孟氏の妻は米欧メディアで「中国当局の迫害におびえる哀れな妻」のイメージを作ろうとしている。だが、本紙とのインタビューでは、全く異なる顔を見せた。

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