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中国、貿易戦争で物価上昇圧力 消費者に痛みじわり 6.5%成長率

中国のGDP速報値が発表された国家統計局の記者会見=19日、北京(共同)
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 トランプ米政権との間で深刻化する貿易戦争の影響が、中国の消費者にじわじわと“痛み”を与えている。米中対立が決定的となった7月以降、自動車など欧米メーカーの一部は中国で販売する製品の値上げに着手。中国国内で物価上昇圧力が高まってきており、「公式データが示しているよりも、中国の消費者は痛みを感じている」(米紙ウォールストリート・ジャーナル)と指摘される。

 「中米貿易戦争の進展や人民元下落などに伴い、接着剤事業のコスト上昇が続いている」。ドイツ化学・消費財大手ヘンケルの中国法人は、10月1日から接着剤などを値上げしたと中国のインターネットメディアが伝えた。取引先への通知書には「貿易戦争の影響」との文言が記されていたという。

 中国メディアによると、米化学・事務用品大手の3M(スリーエム)の中国法人も8日から3~5%の値上げに踏み切った。

 中国自動車市場では、米電気自動車(EV)メーカーのテスラが約20%、ドイツ自動車大手BMWが4~7%の値上げを7月にそれぞれ実施したと中国内外のメディアが報じている。

 値上げの動きの中で、中国自動車工業協会が今月12日に発表した9月の新車販売台数は、前年同月比11.6%減の239万4100台だった。マイナスは3カ月連続で、下落率は8月の3.8%から拡大。貿易戦争が影響したとみられる。

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