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記者不明事件で総領事公邸捜索 米国務長官、トルコ大統領と協議

(左から)ポンペオ米国務長官、トルコのエルドアン大統領=17日、アンカラ(ロイター)
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 【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館で行方不明になった事件で、ポンペオ米国務長官は17日、トルコを訪れ、エルドアン大統領らと事件について協議した。一方、トルコ捜査当局は同日午後、総領事の公邸に捜索に入った。

 トルコ側は公邸の捜索を16日に行いたいとしていたが、サウジ側の協力が得られず延期していた。総領事は同日、現地を出発しサウジに帰国した。取り調べを避ける目的だった可能性がある。

 捜査当局は15日午後から16日未明にかけ、総領事館内を捜索した。エルドアン氏は16日、有毒物質の検出を防ぐため内部が新たに塗装された可能性があるとし、不満を表明した。

 現地メディアなどは、殺害時の音声データを保有するトルコ当局者の話として、カショギ氏が総領事館訪問直後、生きたまま体を切断され殺害されたと報じた。尋問などは行われず、殺害に要した時間は7分間だったという。

 一方、トルコを訪れたポンペオ氏はエルドアン氏のほかチャブシオール外相と会談した。チャブシオール氏は「有益で成果が多かった」とだけ述べた。ポンペオ氏は16日、サウジの首都リヤドでサルマン国王やムハンマド・ビン・サルマン皇太子らと会談。ポンペオ氏と皇太子は「徹底的で透明性ある捜査」を行うことが重要との点で一致した。

 トランプ米大統領は16日、電話で皇太子と話し、「彼はすでに十分で完全な調査を始めたと私に語った」とツイッターに書き込んだ。同日のAP通信のインタビューでは「『無実が証明されるまで有罪』とみなすのは好きではない」と述べ、国際社会からの批判が高まっているサウジを擁護した。

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